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悲しい気持ちになってしまったぼくは、早く寝てしまいたくて、目をぎゅっとつぶった。
しばらく目をつぶったまんまでいるとお母さんが部屋に来て、出掛けてくるわねって言ったけど、ぼくは寝たフリをした。
ぼくを本当に寝てると思ったお母さんは、それ以上何も言わないで出ていった。
ぼくがこんな気持ちになってるなんて、お母さんは考えもしないんだろうな。
昨日はあんなに嬉しい気持ちだったのにな…
ぼくは知らない間に眠ってしまった。
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