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「じゃあまた後でな、たけし」 「うん」 たけしと教室の前で別れて、勇馬といっしょに5年生の教室に入った。 ランドセルを自分の机に置いた勇馬は、すぐにぼくの席に来た。 「勇馬のお母さんって、やさしい?」 「いきなりなんだ?」 「うん…なんとなく」 ぼくは勇馬に、昨日のお母さんについて聞いてみたかった。
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