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たけしと別れて教室に入ると、勇馬が来た。 「おはよー、直輝」 「おはよう」 「なぁ。作文の宿題やった?」 勇馬はぼくの前の席に座って話しかけてきた。 「ううん、まだだよ」 ぼくは昨日は結局あのまま寝てしまったし、まだ一文字も書いていない。 「なぁんだ。直輝はてっきり終わらせたのかと思ったのに」 それよりさー、と勇馬は違う話をし出した。
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