偶然の再会

3/8
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/60ページ
「ビュ~ン。」           亘は後ろを振り返ったそこには弓が刺さていた。 「......たく、良いとこだったのに。」 梨乃はただ、ただ驚くばかりだった。後ろから誰かに肩を叩かれた。 「......ごめんね、大丈夫?」 そのまま、振り返るとそこにいた人物にさらに驚いた。 「......葵さん......、どうして?!」 彼は彼女を見る目は優しいが亘の方を睨んでいた。 「......ごめんね、大丈夫だった?ここ、俺の従兄弟の家なんだ。全く、案の定か。梨乃さん、お爺さんの用だったんだよね。俺が聞くよ。あっ、伯父さん今、帰りました。」 亘の父がやって来た。
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!