「……着いてくんじゃねぇよ。」

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「風?今日から学校でしょ?ちゃんと顔洗ってシャキッとしなさい。」 「ははは、そうだぞ風。第一印象は一番大事だからな。そこから始まって行くんだぞ?思えば俺が高校の時は…」 長い話に付き合わされた…あんたの昔話はどうでもいい。んまぁ静かな飯もいいが俺はこれくらいのほうがいいのかもしれない。 「さてと、そろそろ行くか。」 「ん?まだ20分もあるぞ?もうちょっと遅めでもいいだろ?」 「別に、学校見てみたいしな。どういう学校か見たほうがいいだろ。」 これ以上ここに居たら遅刻するかもな…とっとと行くか。 「気を付けてねー。」 手降って見送るのはいいんだが…なんか恥ずかしい。 「ふぁ~ぁ…やっぱねみぃ。」 この眠さを考えると、学校に着いたら寝るかもな… 「………んっ?」 なんだ?男3人が女1人囲んでるが…ナンパって奴か? 「あのぅ…なんでしょうかぁ?」 「君かわいいねぇ…俺達と遊ばない?」 確実につまらねぇ事考えてる目だ…暇だし暴れたいが…入学早々退学なんて嫌だしな。それに眠いから早く学校行って寝たい。 「あの…用がないなら通って良いでしょうか?」 あの女は自分がナンパされてるなんても知らねぇし…バカなのか?
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