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この日は帰った。
桃色部長で目の保養をと、帰り際に見つめた。
「それで吐血してるのね繁。」
「うっさいなぁ…。ちくしょー…桃色部長…痛し…。」
俺は今家で姉の治療をうけている。
なんせ膝蹴りを二発腹にくらったからだ。
その時にちらっと見えてしまった桃色のPは俺の脳がシャッターをきって永久保存しておいた。
「…………はいっ、終わり。また同じこと繰り返さないでよ?」
「分かってるよ。さて、と。今日は早めに寝るわ。」
「はいはい…。」
姉が急いで俺の部屋をでようとする。
「あと、俺のバンダムのフィギュアを返せ。右ポケット、ほら早く。」
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