「とある水曜日。」

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この日は帰った。 桃色部長で目の保養をと、帰り際に見つめた。 「それで吐血してるのね繁。」 「うっさいなぁ…。ちくしょー…桃色部長…痛し…。」 俺は今家で姉の治療をうけている。 なんせ膝蹴りを二発腹にくらったからだ。 その時にちらっと見えてしまった桃色のPは俺の脳がシャッターをきって永久保存しておいた。 「…………はいっ、終わり。また同じこと繰り返さないでよ?」 「分かってるよ。さて、と。今日は早めに寝るわ。」 「はいはい…。」 姉が急いで俺の部屋をでようとする。 「あと、俺のバンダムのフィギュアを返せ。右ポケット、ほら早く。」
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