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「…ちっ、バレたか!」
「うっさい、はやくだせ。」
右ポケットからお気に入りが出てくる。
俺は急いで姉を外へ閉め出しフィギュアを元の位置に戻す。
ドア越しのくぐもった声が聞こえてきた。
「手当てした見返りよ!」
「でかすぎるだろ!しかも一番お気に入り連れ去りやがって!!」
「……次こそは……。」
「さっさと部屋に戻れ!!」
それっきりで足音が遠くなっていった。
「…………………はぁ。」
かなり疲れた。
脳内に保存してあった桃色部長のPを鑑賞し、気を癒やす。
あぁ…綺麗な桃色だったなぁ…。
やべっ鼻血が。
俺は鼻血をティッシュで止め、そのまま眠りについた。
今日は火曜日だった。
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