「とある水曜日。」

12/18
前へ
/39ページ
次へ
事起きる朝、俺は目覚ましを一つ壊した。 だが全くもって記憶がない。最近自分が夢遊病じゃないかと怖くなるほど、起きたら部屋が荒れている。 流石にここまでくると病の院に連行されるのだろうか。 携帯を確認すると、姉から苦情が7件来ていた。 色々な表現ばかりだが、あえて簡単にまとめて言うなら「うるさい。」 ため息しかでない。反論出きるわけがない。 いつも以上にローテンションで階段を下りた。 寝ぼけてるせいか、視界が歪む。 「お父さんが帰ってこない!」 下に降りると、妹がそう叫んで騒いでいた。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加