18人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなことを考えていると、ドアがガンガン叩かれてうるさくなっていた。
「ドアの電流が切れたわね。」
「なっ…!嘘だろ!?大丈夫なのか!?」
「いいから今のうちに櫻田の知恵の結晶から好きなものを選びなさい。あんまり重いものばっかりもっていかないこと。軽いやつがいいわね。」
「よっしゃ!やってやる!!」
小倉さんが舌なめずりしながら楽しそうに跳ねる。
俺も正直この状況を楽しんでいた。シューティングゲームみたいで。
俺が持ったのは勿論ハンドガン。追加で発煙筒、手榴弾。櫻田のオススメで謎の銃。
「なんだこれ…。」
「グリッドリヴォルヴァー強制冷却弾仕様です。」
最初のコメントを投稿しよう!