アンデットハザード

小倉さんはスライド式の特殊な形状のダブルハンドガンを手に握りしめていた。

「かっこいいからこれでいいや！」

「じゃあ僕はこれにしますか。」

櫻田はライフルを一つ、ショットガンらしき銃を一つ持った。

続けてライトセイバーのようなものを４つ取り出す。そしてこう続ける。

「これはもしもの為の護身用光学ブレードです。間違えて自分を切らないでください。意外とスパッといきますよ。」

そう言って全員に手渡す。

「後は、あの黒い雨がやむのを待って総攻撃を仕掛けましょう。」

「そういやぁ、あの黒い雨は何だ？」

小倉さんが聞いた。