「彩色の傍観者。」

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「石田くん!ごめんねっ!!」 そういうと悪気があるのかと問いたくなるほどハンドガンを乱射する。 石田の肩に二発、股に三発入った。 「やばいな!これじゃきりがねぇ!」 俺はみんなに叫ぶ。 ふと気づいた俺は小倉さんを見た。 やはり覚悟が決まってないのか、銃を構えているがその目は完全に自己世界に入っている。 「小倉さん!!」 俺は叫び、小倉さんに向かう石田を止めに入る。 だが、葉月ちゃんが速かった。 止めに入る瞬間に葉月ちゃんは入っていた。 「きゃっ!」 葉月ちゃんが石田に倒される。 それで我に返った小倉さんは葉月ちゃんに気づく。 「葉月ちゃん!」 「ぼーっとすんなよ!」 俺は小倉さんに叫び、葉月ちゃんを助けに入る。
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