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その後は
他愛もない話で盛り上がり
とにかく、忙しかったので
一つの席に留まっておれず
あっち行ったり
こっち行ったりで
小林和也さんとも
あまり、話せなかった。
その日は、そんな感じでラストの時間を迎え
和也さん達率いる3人組みも
『楽しかったよ!
また、近いウチに来るわ!』
と、帰って行った。
ママと私は
後片付けに終われ
その日、家に着いたのは
朝方4時だった。
少し、仮眠を取り
朝7時に子供達を起こし
ご飯を、食べさせ
学校へ送り、保育園を送り…
家に戻り、掃除、洗濯と
相変わらずの家事をこなし
お昼過ぎに、昨日来てくれた
お客様達に御礼メールを
送ろうと
作成していた。
何人か、送り終わり…
ふと、次の名刺に目を向けると
小林和也さんの名刺だった。
何故か、胸が波を打つ…
私は、小林和也さんにメールを
送った。
「昨日はご馳走さまでした(^-^)
また、一緒に飲めたら嬉しいです!」
ありきたりな、営業メール。
迷う事無く、事務的に
送信ボタンを押した。
しばらくすると
送った何人かのお客様から
返信があった。
その中には
小林和也さんからの返信もあり
『俺も、また一緒に飲みたいです!
近いウチに必ず行きますね!
次の出勤はいつですか?』
「次の出勤は、明日です!
時間があったら、寄って下さいね!」
次の日
小林和也さんは一人で
お店にきた。
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