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慈愛
そんな綺麗ごと言えなくなるくらい
思い詰めているとき
わたしはなみだの海の中にいて
その場所はあの幼くて儚い想いでのなか
生きないとってわかってる
でも消えたくなるくらい
落ち込んだらどうしたらいいの
砂に埋もれてなにも考えたくない
なぎさの音色はなぐさめになるの?
白波の調べは癒やしになるの
雨さえも味方になってくれるの?
しっかりしたい大人だしでもよわっちい
ここのとここんなに揺さぶられなかったのに
彼のなかで泣けない
呆れられたくない
初夏の音がきこえて梅雨がはじまり
傘の華が、、、なぜか褪せてみえる
切なくて痛くて苦しい、
愛されてるはずなのに
孤独をつよく感じ
慕われてるはずなのに
離れてみえる
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