初詩

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「19歳」 覚えていくのが子供なら 忘れていくのが大人? 現実(リアル)と幻想(バーチャル)の狭間で出逢った僕らは、どちらを大切にすることができるのか 決められた範囲でしか生きられないなんて、きっと僕らは堪えられないよ 大人でも子供でもないこの僕ら 今なら、逃げて、逃げて、ただ進めば良いじゃないか 大人になって子供時代を忘れる人になるなら、僕らはこのままでいい 大人になるのがこんなに怖いことだとは知らなかった 現実(リアル)と幻想(バーチャル)の狭間で出逢った僕らは、どちらも大切にすることにしたんだ 与えられた物だけを食べて生きていたい訳じゃなくて、もっと、もっと、手を伸ばして見たくて 大人でも子供でもないこの僕ら それでも、もっと自由に生きていたいんだ どんなに踏み潰されたって、何度も何度も、起き上がってやるんだ
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