第二章

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放送と同時に、土の中から人のような人じゃないなにかが現れた。 周りはすぐに夢の者でいっぱいになっていった。 「なんだよこいつら……」 「俺だめだーギブアップ!!リタ……」 リタイアといいかけた少年は、言い切る前に消えていた。 「彩、気をつけろこいつらに触られても消えるぞ」 「えっ!?」 そう言ったそばから彩の近くに夢の者がいた。 「あっ危ない……」 慎は迷わず引き金を引いた。 夢の者は消滅した。消すたびに本が光る。 また放送が入った。 さあ.、だんだん脱落者が決まりはじめたー残り時間は30分だ。 どう生き残るか見ものだぜ ヒントは本。なんでも本が教えてくれる。 放送が終わると夢の者は動き出した。 「結構、人いなくなってる……彩大丈夫か!? 」 「うん、大丈夫あと少しだから頑張ろう……」 慎は、考えていた。 こんなミッションばかりじゃないよな……とにかく撃ち続けないとヤバいな、ここまで人減るときつい…… 最初は、200人位いたのが半分以下になっている。 ざっとチーム数で20組位。
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