第二章

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残り時間10分…… あれからさらに減った。 慎たちをいれて残りチーム数5組 夢の者は延々と増え続けている。 夢の者は消されてもすぐに増えるまるで周りの消された人を蘇らせるように……次々途切れることなく増えていく。 放送が入った。 ミッション終了。 今残ってるチームがミッションクリアだ。 お前ら消えなくてよかったな 消えた者は今夢の中の迷宮にいてゴールを目指しているはずだ。 まあクリアするやつはいない。 また、本が教えてくれる…… 「なんだよそれ……意味わかんねー結局なんなんだよ……」 慎は叫んだ。 その場でずっとずっと叫び続けていた。 ミッションの中知り合いを何人も見つけていた。 それと同時にきえる所も…… 「返せよ……俺の友達を……返せよぉーーーー」 「慎もうよしなよ。とにかくここ出よう。さっきので警察きてる。」 彩は、止めさせようとした。慎の耳には届いていなかった。 ずっと叫び続けてる慎をそばで見てるしかなかった。 誰も止めれなかった。 校庭にいた10人のうち半分はすでに帰っていた。 慎たちを除く残りも帰り慎と彩だけが残っていた。
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