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「約束したじゃん!!昨日の夜電話で」
「電話なんかしてないぞ!彩」
彩は慎の幼なじみだ。いつも慎と一緒に居たがる。慎曰く「めんどくさいやつ」らしい 。
「絶対、電話したー 慎忘れてるだけだって!」そう言うとケータイを取りだしリダイアルの画面を見せてきた。
俺はその画面よりストラップに目がいった。
そこには銃のストラップがあった。
「おい!彩、お前もあの夢見たのか?」
「えっ!? あの夢って?」
「本と銃を渡される夢だよ」
「見たけど……まさか慎も?」
「ああ、見た」
慎はケータイを取りだし見せた。
そんなやり取りをしてると
近くでなにかが落ちた音が聞こえた。
慎と彩は、急いで逃げようとした。
しかし、遅かった。
周りには、夢にでてきた者がいた。
慎はとっさにストラップの銃を引きちぎった。
そして構えて引き金を引いた。
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