第一章

3/4

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
「約束したじゃん!!昨日の夜電話で」 「電話なんかしてないぞ!彩」 彩は慎の幼なじみだ。いつも慎と一緒に居たがる。慎曰く「めんどくさいやつ」らしい 。 「絶対、電話したー 慎忘れてるだけだって!」そう言うとケータイを取りだしリダイアルの画面を見せてきた。 俺はその画面よりストラップに目がいった。 そこには銃のストラップがあった。 「おい!彩、お前もあの夢見たのか?」 「えっ!? あの夢って?」 「本と銃を渡される夢だよ」 「見たけど……まさか慎も?」 「ああ、見た」 慎はケータイを取りだし見せた。 そんなやり取りをしてると 近くでなにかが落ちた音が聞こえた。 慎と彩は、急いで逃げようとした。 しかし、遅かった。 周りには、夢にでてきた者がいた。 慎はとっさにストラップの銃を引きちぎった。 そして構えて引き金を引いた。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加