お酒は二十歳になってからっ!

2/22
前へ
/156ページ
次へ
「ふみゅ~……」 白黒で統一された、お洒落でシンプルな部屋の一角。 モノクロのシングルベッド上にボクと一樹先輩はいた。 ボクの膝枕の元でスゥスゥと眠る一樹先輩。 何とも可愛らしい吐息を吐いている。 ボクはといえば、静かにため息を吐き、その寝顔をどっと疲れた面持ちで見つめていた。 どうしてこんなことになっているかって? こっちが聞きたいよ…… ボクたちは確か、弥生先輩に呼ばれて遊びに来ていたはずなんだけど…… まさか、 こんなことになるなんて……
/156ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加