1683人が本棚に入れています
本棚に追加
あれから彼を抱き上げ、寮の部屋へと運んだ
速水達?
彼奴らは俺が音を立てて入ったのにも気付かず、ひたすら抱き合っていた
まるで発情期の猿みたいにな
本当に愚かな奴らだ
緋月を抱え生徒会室を出ると同時に草壁に連絡をし、
主に“四階”を中心に見回りをしとけ、とだけ伝えておいた
それからどうなったかは知らないがが時期に 連絡がくるはずだ
まぁ、あのずるい速水のことだから
何かしら言って逃げるだろうけど
そんな事を思いながらも寮のベットへ緋月を乗せ、
掌の血が付着した制服を脱がしていく
その後に手に包帯を巻き、裸体をなるべく見ないようにし、服を着せ
今にいたる
*
最初のコメントを投稿しよう!