☆第1章☆

4/7
前へ
/9ページ
次へ
その人はキョトンとした 「えっ?俺の事知らないの?」 私の制服の胸についている赤いバッチを見て納得した 「あー1年だからか。じゃあ自己紹介しなきゃだね」 その人は胸の青いバッチを指差しながら言った 「俺は2年の月島 十夜(ツキシマ トオヤ)生徒会の書記やってる」 「はい。えっと私は・・・」 キャー 十夜様がいたわ!! 女の子達の黄色い声に遮られた 「あっヤバい」 十夜が私を見て言った 「入学式から遅刻だろ?そこら辺に会長いるから探してみて」 「またな。赤ずきんちゃん」 十夜はクスッと笑って走って行ってしまった なぜ私が赤ずきん!? だったら十夜さんは狼だ!! ・
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加