☆第1章☆

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廊下には高そうな花瓶や見たことのある名画がたくさんあった ・・・私立だと言うことは知ってたけど この学校はどうなってるんだ・・・ 会長さん振り返った 「君名前は?」 「あっ!赤石 杏です」 急に話し掛けられたのでびっくりして大きい声を出してしまった 「・・・赤石さんかぁ・・」 会長さんは考えるそぶりを見せた 「赤石って財閥は聞いたことないなぁ・・・」 はい? 財閥? 「・・・あの・・私のお母さんは専業主婦でお父さんは普通の会社員ですよ?」 「えっ!?そうなの?ごめんね。この学校では珍しいからさ」 会長さんは申し訳なさそうにいった 「いえ!大丈夫です。あの・・・珍しいって・・」 「うん。この学校の約八割が御曹司だったり社長令嬢なんだ」 えっ!? だからこんなに学校キレイなんだ!! 「じゃあ私スゴイ場違いじゃないですか!?」 会長さんは変わらない笑顔で言った 「そんなことないよ。きっとすぐ楽しくなるから。」 会長さんの足が止まった そんなことを話していると体育館についた ・
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