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「よけてっ」
私は言った。
-ピカリッ
あの子の体が光った。
眩しかったので私は目をつぶった。
「うそ…」
未優の声がした。私は目を開いた。そこには、未優のパンチを片手で止めている、男の子がいた。
「だれ?」
「んー、筋はいいけど、力が足りない」
「あれー、さっきの子は?」
「あー、さっきの俺」
(?)
「確かゆ、ず、だっけ?俺もお前と同じ。俺、女子に変われるんだ」
-はーーーーーーーー?
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