男子と女子

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コクんと拓也はうなずいた。 「アハハハ…って、その公園どこ?いつ行ったの?」 (もしクローバー公園で3時って言ったら…私と会ってるはず。だって昨日、いとこと行ったもん) 「クローバー公園の3時だけど…」 (マジッ?) 「私もその時間に行ったよ!いとこの隆と」 そう私が言った瞬間、拓也の顔がぱっと輝いた。 「えっ、あれお前のいとこ!?」 「うん、って、何で知ってんの?会ってないはずだけど」 「あっ、あははは、なんとなくだよ。あれ、やっぱり4時半だったかな」 何故か拓也は安心した顔だった。 (?)
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