配属

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    《その他一部のキャラ》       【一宮 かずさ】   杉田が教師になって、初めて慕ってくれた女子生徒。   目上の人間に敬意を払うが、そのラインはいつもギリギリ…しかし杉田からしてみれば、その位の方が親しみやすく、教師と生徒であるにも関わらず電車通勤・通学を共にする事もしばしば。         【日向 花梨】   杉田の同僚教師であり、1児の母。   杉田とは約一回り歳が違う為に、杉田からしてみれば職場の先輩であり、人生の先輩。   常に冷静淡々としており、時に客観的なアドバイス…時に辛辣な毒を杉田に浴びせる。         【アリエス=メサルティム】   杉田同様に戦学の教師だが、異能の力を持たない杉田とは違って能力者である。   生徒達からは‘サディストなアリー先生’で通っており、その通りのサディスト教師…試験や風紀検査で生徒の悲鳴を聞くのが大好きという女王様気質。   杉田よりも年下だが若くして教師になり、生徒に‘サディスト先生’と言わしめるだけの実力はある。         【船橋 法典】   杉田の公安時代の同僚であり、幼なじみ。杉田の事を‘スギシン’と親しみ呼ぶ。   幼い頃は普通の仲だったが、杉田が戦学に…船橋が一般学校に進学した事により一度離れ離れになるも、公安の就職試験で偶然の再会を果たし、その後は切っても切れない縁に。   前線で戦う杉田と、それを後ろから支援する船橋の息の一致は神業の域とも言われる程で、それを裏付ける互いの信頼関係はただの‘友情’という言葉で括るには、あまりに事足らずである。   杉田は‘船橋が女だったら結婚したい’と言い、船橋は‘スギシンが女だったら婚約を申し込んでる’と言う程の仲だったが…そんな杉田が公安を辞職し、船橋と離れたのには理由があるそうだが…         【積寺 宝】   公安部の1佐であり、戦線都市を担当する支部…都市公安部の総括指揮者。杉田の元・上司であり、船橋の現・上司である。   若くして公安部の役人になれたのは、彼女の実力のみでなく、彼女の家柄自体が公安の役員揃いだったサラブレッドであった事も大きい。   非常に気さくで物腰柔らかい女性だが、若くして名実共にエリートとなった相応の計算力と行動力を持つ。その本領が発揮された事を、未だかつて公安の職員の誰一人も目の当たりにした事がないというらしい、言うなれば爪を隠した鷹である。    
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