配属

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  《都市の施設・行事》       【都市公安部中央庁舎】   都市公安部の本部であり、都市の治安維持の拠点。   そもそも公安部というのは、完全に政府によって指揮される組織ではなく、半分を民間によって運営される公団の様な組織であり、国及び地方や都市に根付いた自治組織である。都市公安部は、その中の戦線都市の支部となる。   役職は細かく10以上の階級によって区別されており、一番上位が‘将’、一番下位が‘2士’となり、支部の総括指揮を任されるのが‘1佐’となる。   簡単に言うと現実世界でいう‘自衛隊’と‘警察’を足して割った上で公団化した様なモノと思って頂ければ幸いである。         【エアーライト旅客航空】   国内の旅客航空の大半を担う大手航空会社。通称‘エアーライト’         【栗崎線】   戦線都市内に始発駅を持つ鉄道路線の一つ。   近年、老朽化した車両の置き換えが急速に進み、現在では9割以上の編成がステンレス製の真新しい車両によって運行されている。旧型の鋼鉄製の車両は、ラッシュ時に増結される付属編成に残ったわずか6両のみ。         【夏祭り】   戦線都市で毎年7月の第3週~第4週前後に催される夏期限定のお祭り。   複数の幹線道路を封鎖して行われる大々的な祭りの為に、周辺都市からの来場者も多く、その数は毎年初日だけで5万人前後、最終日まで合計すると約20万人を記録する。   オープニングの都市公安部有志による‘演武太鼓’から始まり、公安部が部隊ごとに御輿を担ぎぶつかり合う‘競い御輿’、一般市民による‘和装ファッションショー’から、周辺部を走る公共交通機関に電飾を点けて走らせる‘華バス’や‘華電車’等。特に祭りの最後を飾る‘夜花繚乱’と名付けられた花火大会は、地域のみならず国の名物にもなりつつある。                   ※お待たせ致しました。前置きが長くなりましたが、次ページより本編になります。  image=429545129.jpg
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