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自分の好きでも無いあの婚約者(ユウナ)と,これから一生を共にする何て嫌。
でもオーブを守る為に自分自身を捨てても,構わないと決めた。
本当は大切な人(アスラン)に,最後ぐらい会いたかった。
届かない願いと共に,ついに迎えた結婚当日。
どうしてあの人(アスラン)は行ってしまったんだろう?
私を置いて…
悲しみ,刹那さ,寂しさが,一気にのし掛かる。
何時からこんな事に?
私の一番大切な人を捨ててまで…
自分に尋ねるばかり。
聞きたくない一声が,私(カガリ)の元についに来た。
楽しかった時間は終わりをつげる。
そして,今日で子供でも無くなる。
オーブ兵「カガリ様お時間です」
カガリ「わかった」
そう言ってから,決意し,部屋から出た。
その瞬間,全身を駆け巡る罪悪感に襲われる。
私はどうしたらいいか分からなくなる。
本当にこれで良かったのかと…
-つづく-
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