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カガリが外に出てくると,ユウナが来た。
ユウナ「綺麗に出来たね。でも,髪の毛が残念だ。今度は伸ばすといいよ…」
カガリ「あぁ」
ユウナ「その言葉使いも直さないと」
アスランはこんな事一度だって言わなかった。
何時もありのままの私を見てくれたのに。
ユウナ「じゃあ行くよ,カガリ」
カガリはユウナの後に車に乗る。
お父様,アスランをこれから裏切る。
そして自分自身は死ぬ…
カガリは知らない間に涙を流す。
私は悪い事何てしてないのに…どうして…
ユウナ「嬉し泣きだろうね?」
誰が嬉し泣き何てするか。
ユウナを一瞬睨み付け,窓から国民に向けて笑いながら,手を振る。
暫くして,現地に着き,階段を登る。
ごめんなさい…そんな事ばかりが,カガリの頭の中に浮かび上がる。
ついに階段を登り終わり,式が始まる。
-つづく-
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