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思い出してきたぞ。ようするにIWの戦いに巻き込まれて死んだのだ。
呆気ない死に方だとは思わない。
女の子を守って死ねるだなんて男としては本望だ。
まぁ嘘だ。
ホントはもっとやりたいこともあったし彼女も欲しかった。
まぁ死んだからもう遅いんだけどね。
いや~死んだけど天使とか来ないんだね、天使来ると思ってた。
天使さ~ん、俺はここにいますよ。
すると突然声が聞こえてきた。
「………の……こ…け……だ…」
何か聞こえてきたぞ。
とうとう天使さんが来たか、じゃあ行きますかね。
俺はそう思うとまた意識を失った。
目が覚めると俺は生まれたままの状態で何かはわからないが大量の液体が入っているカプセルの中に入っていた。
え?
何この状況?
死んでなかったの?
するといきなりカプセルが開き出し俺は液体と一緒にコンクリートの地面に流れ出た。
ドバァァァァァァァァァァン
「はぁ、はぁ、な、なんだここは?研究室?」
そこは注射や様々な医療機器が置いてあり、何かの実験などが出来そうな場所だった。
「どうなってんだ?俺は死んだんじゃないのか?」
すると突然前のドアが開いた。
そこに立っていたのは、あの時戦っていた少女だった。
少女は、髪は長く金髪で、エメラルドグリーンの瞳、背は俺の肩くらいだろう、肌もきめ細やかで綺麗な天使に見えるくらいの美少女が立っていた。
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