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狂くんは今年19歳の大学1年生で交通の便を考えて実家から少し離れたアパートでひとり暮らしをしている。 俺からしたら狂くんの家は実家 よりも使い勝手のいい位置にある。 バイトが終わったら泊まってそのまま学校へ、なんてよくあることで、最近は実家に帰るほうが珍しい。 少ししてからコナンさんの作ってくれた遅い夕飯を食べる。 うん、相変わらずうまい。 「どう?」 「おいしいっす。ぱねぇっす」 「ふふっ。ありがとう」 可愛くておしゃれで性格よくて料理上手いなんて、完璧じゃないか…。 「狂くんにはもったいないよなぁ」 「なにがだよ」 べつにー。としらばっくれると 狂くんはムスッとした。 「そういえば光くん彼女いないの?」 「いないですよ?」 「こんなやつにできるわけないじゃん」 「…」 なにも言い返せない。 「って言ってる狂平も高校んとき最低だったじゃん。ホント根暗でねー」 「根暗って言うなよ根暗って!大人しいだけだろ」 「いや、あれは大人しい通り越してたよ」 なんで…なんでこの二人は付き合ってるんだろうか。 ミステリー…。    
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