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ったく図体だけは男らしくなったんだから…
坊主だった頭は長髪になり、だらんと下がったネクタイにシャツは三つ開け。お前はホストか。
「うまっ。やっぱ静江の料理最高!ビールほしくなるって…うっ」
アッパー
利き足で蹴るのは止めた。
「未成年にやるビールはねえよ!」
「冗談だって~」
またへらへら笑う。
もっとかわいく笑えないかねえ?
「しっかし、お前、もうちょっと女らしくなれよ、漫画じゃねえんだから、ツンデレはモテねえぞ」
そんなこといいながら美味しそうに煮物をつついている。
…あとでコロス
「そ、それより翔太にお願いがあるんだけどね、さっきのサッカー部作る話し。」
「あ?」
一気に眉が釣り上がった。怒ってるのかな?
私も思わず背筋を伸ばして正座して座った。
「ああああ、そのことだったらえええええ…今のファウルだろーが、蟹審判!ああああ、チャンスだろうが、っち!しゃあねえ……ま、生徒会の委員長の誰やらさんに聞いてみたら?」
「あ、はい。」
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