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「委員長?あの綺麗で背の高い女の子?」
鯨学園きってのみねふじこ?
田舎のミスユニバース?的な黒髪ロングヘアー清楚系の超優秀委員長。
聞いただけでも、私ら、庶民には近寄りがたい。
校内で彼女に惹かれない男共はいないってくらいのべっぴんさん。
「ま、俺、しゃべったことないし、名前忘れたわ」
もしゃもしゃ、ちらちら
画面を見ながらの会話もお手の物。
「なんであんなべっぴんさんの名前を忘れるかねえ……」
ふう、とわざとらしくため息をついて箸を置いた。
「おかわりは?」
「します!」
「お前じゃねえよ!」
「はいはい」
「婆ちゃんスルーしないで!」
「最近、耳が遠くて、ふぉふぉふぉおう、げほっ」
大丈夫か……?
ああ、とりあえず、明日は頭の痛い一日になりそうだ。
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