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え?妖怪?私が?どういうことなの。私は両親はどちらも人間、だから私も人間。ずっとそうだったはず。それに目が銀色なんて、私の目は黒色だ
「な、何言ってるんですか。そんなことあるはず無いじゃないですか。」
きっと私をからかってるんだろと思いすこし呆れ気味に言った
「あんたもしかして・・・ねえ、昨日、妖怪に何かされた?血を浴びたりとか。」
「あ、そういえば右腕の傷に血が付いたような・・・」
それを聞いた霊夢さんはため息をつき、面倒くさそうに頭を掻いた
「どういうことなんですか?私に何が・・・」
「多分、後天性の妖怪化だわ、つまりあんた半妖になったんだと思う。こういうのは専門外だから詳しいことは慧音か霖之助さんに聞かないと・・・」
はじめは自分の体の変化に理解できなかった。半妖?なぜ私が、分からない、何が何だか
「私もよくわからないけど、今は気持ちが落ち着くまでここにいなさい。半妖ってのはあんまり穏やかじゃないからね。」
「あの・・・私これからどうすればいいんですか?多分もう人里には戻れないかもしれないし、家族のこともあるし・・・。」
「多分大丈夫だと思うんだけど、今は妖怪との壁は大分縮まったから・・・それでも駄目なら私の所にもう一度きて。」
「・・・はい。」
まだ気持ちが落ち着かなかった私は一度霊夢さんに泊めてもらい、翌日人里に帰った
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