第二章

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佑介は毎日のように私のクラスに来た。 私は常に隠れたり、逃げたりでその場をしのんだ。 佑「笑美~…あれ?ねえ、笑美は?」 佑介は、近くにいたストレートロングで清楚なお嬢様な感じの子に声をかけた。 すると、思いがけない言葉が返ってきた。 綾「ねぇ、あんた、近藤さんが嫌がってんの分からないの?」 佑「…!!?!?!」 佑介はビックリしてその場に立ち尽くした。 しかし、佑介はフフッと笑って言った。 佑「笑美…どうせどっかに隠れて聞いてんだろ?お前を絶対ソフトテニス部に入れるから。」 ガラガラー…バシンッッ 勢いよく扉を閉めて佑介は出て行った。
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