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次に、いよいよ本書の目的である、勉強法を紹介する。これは記憶術と加速学習が中心となる。既に知ってる勉強法や当たり前だと思う勉強法もあるだろうが、心を透明にして読むこと。まず、当たり前のことだが、覚えたいことを繰り返し復習しなければならない。反復法である。次に、教科書に線を引き、ノートにまとめて繰り返し読む。マップ(図やイラスト)を書いたり、声を出して読む。なぜなら、声を出すことで記憶の定着が格段と上がるからだ。ここまでは勉強法とも言えないような当たり前のことだ。がっかりしただろうか?もっと知りたい人は読み進めて欲しい。重要な記憶術として、イメージ法というのがある。イメージで覚えるというものだ。例えば82194のような意味のない数字は覚え憎いはずだ。これを「歯に行くよ(ハニイクヨ)」と覚えたらどうか?簡単に覚えられて忘れないはずだ。冗談のようだが実践的な記憶術だ。携帯がなかった時代、ほとんどの人が電話番号をそのようにして覚えた。次は呪文法だ。英単語を、呪文のように繰り返して唱えて覚えるという記憶術だ。やってもらえば効果が実感できるはずだ。次は覚えたいことを演劇のように演じて覚える、演劇学習法だ。海外ではロールプレイ(役割を演じる)と言って、学習に取り入れられることがある。身体感覚を伴うので、強烈に記憶に焼き付く。他にもいろいろあるが、私が実際にやっている勉強法を紹介した。簡単なものから順に書いた。勉強法には個人差もあるのが事実だ。自分に合ったものを取り入れて欲しい。
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