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昼に寝ても見ないようで、ここ最近彼女は屋上での昼寝が日課になっていた。
まぁ、教室でない理由は他にもあるのだが。
「まぁ、気にしても仕方ないしさ。まだ続くようなら、ママに言って眠剤を処方してもらうから言って?」
「ん。サンキュ。」
幼馴染みの優しさに嬉しくなって、彼女は蕩けるような笑みを浮かべた。
それを見て固まった幼馴染み。
慣れているとはいえ、唐突に見せられればその威力は抜群。
幼馴染みは誤魔化すように、コホンと咳を落とすと
「ご、午後の授業は出ないと駄目よ?担任の授業だし。」
と口に出したが、吃ってしまってあまり意味ないものに。
彼女はそれに気付き、からかおうか悩んだけど、幼馴染みの優しさを思い出して流す事にした。
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