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『シャンオール学園』
15歳からの子供たちが通ういわゆる魔法学校だ。
この学園の他にも2ヶ所あるが王立ということもあり、ここが一番レベルが高いと言われている。
その為、貴族が多く集まる。
学園を卒業したものは魔法開発研究所やランクが高いものはそのままギルドに入るものもいる。
この国には『世界四大貴族』というものが存在しており、そこの子供は必ずシャンオール学園に入ることを義務付けされる。
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所変わって格闘競技場
今日はシャンオール学園の入学式でもあり、いつもよりも賑わっている。
格闘競技場とは言っているが、もはやここはコロッセオと言えよう。
そのくらい大きさがあり、今でもここにいったい何人の人が集まっているのかも分からない。
『――新入生の諸君、入学おめでとう。シャンオール学園はおもに実戦に力をいれておる。
入学そうそうだが戦いにおいて使う魔武器や一緒に戦うパートナーの使い魔を召喚したりと忙しくなるだろう。
他にも武術大会やチーム別試験などたくさんの行事が出てくる・・・
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これから3年間いろんな事があると思うが頑張ってほしい。
以上だ』
長い長い学園長の話がやっと終わり、肩の力が少しだけすっとおりたのが分かる。
周りを見れば疲れきっている人が多く、落ち着かないのかそわそわしているものも確認できた。
理事長の言葉に心を踊らせるもの、不安に襲われるものなど一人一人がいろんな気持ちと共に入学式が進んでいった。
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