学校生活

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「そんなに会いづらいとか思ってるんだったらさ~。今度の土曜日デートでもする?」 この突然の申し出に当然健二は驚いている。 「はぁ!?お前今8月だぞ!?俺みたいな馬鹿ならともかくお前は勉強しなきゃまずいんじゃないのか?」 それを聞いた麻里子は苦笑いを浮かべながら話し出した。 「あんたねぇ~。私は狙ってる大学はもう十分合格範囲内だから大丈夫なの。私はむしろ健二の方が心配だよ。」 「そ…そうなのか…。まぁ俺は推薦だから大丈夫だろ。」 「甘いねぇ~。推薦も100%じゃないだから気抜いちゃダメだよ?」 「へいへいっと、てか今度の土曜どこ行く?」 「それはまた今度で良いんじゃない?じゃあ私はそろそろ教室戻るね。」 「おう。そんじゃな」 そう言うと二人はお互いの教室に向かって歩き出した。
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