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クマ「本当ありがとう、リス君。」
そう言ってリスの背中をさすると…
クマの大きな大きな手にある鋭い爪で、リスの小さな小さな背中を引っ掻いてしまいました。
クマ「あっ!!リス君!!」
リスの背中についた三本の引っかき傷。
リスはゆっくりと倒れました。
クマ「リス君、ごめんね!!ごめんね!!」
ただ、優しくしたかっただけ…
ただ、君に何かしてあげたかっただけ…
傷つけたかったわけじゃないんだ…。
そんなクマの気持ちが痛いほど伝わってきました。
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