シマリスとクマ

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クマ「でも、それじゃあ…」 リス「いいんだよ。僕なら大丈夫。ちゃんと自分の分もとっといてあるからさ。クマさんに半分分けてあげる。」 そう言ってリスは全ての食料をクマにあげました。 リスは分かっていました。 大きなクマが半分の食料では足りないことが… 半分だけでは生きていけないことが… 心優しいリスは目の前で泣くクマをどうしても放っておくことができなかったのです。
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