序:禍ツ国
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「お代は白金板五百枚だ」 破格の値段、小さな国が買える 「爺さん、聞いてるのか?」 伐叉羅が聞くと、老人は目を見開いて叫んだ! 「これで返り咲ける!この禍ツ国は儂のものだ!弟などに帝の座は渡したままに出来ようか!」 「物語も始めず、お代も払わず、爺さん…アンタの出番は終わりだ」 その瞬間、老人の存在はこの世から消えた。 「さて、次に行こうかな」 伐叉羅は武器を売る。
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