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アリス
「きゃっ、つつ…、いったぁ～い……って、ここどこなの？」
チェシャ猫
「やぁアリス、はじめまして。」
アリス
「ん？ なによあんた。猫がしゃべるなんて気持ちが悪い。」
チェシャ猫
「ちょっと、いきなり気持ち悪いとは傷つくねぇ……。せっかくここがどこなのか説明してあげようと思ったのに。」
アリス
「あらそう、で、ウサギはどこ行ったの？ここはどこなの？」
チェシャ猫
「そんなにいっぺんに聞かれても答えられないさ。せっかちな娘だねぇ」
アリス
「うるさいわね！いいから教えなさい！ウサギは？ここどこなの？」
チェシャ猫
「ここは不思議の国さ。ウサギのことはわからないけど、この国のことなら、あっちに山が見えるだろう？あの山のふもとにあるお城の女王様が何でも知ってるよ」
アリス
「そぅ。ならあなたに用はないわ。さよなら」
チェシャ猫
「あ、まだ続きが…って、お～い、アリスー！まぁいいか」
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