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「アブソリュートガーデン……か……」
お前はまだ戦い続けてるのか?
一度くらい墓参りに来いよ、全く……
本来なら俺がお前を守る様に、お前の親父と約束したんだがな……
もう、その約束を守れそうにはない。
この世に生まれ落ちて十七年。
遂に、本格的な命は下された。
次に会うときは、間違いなく、お前の前に立ちはだかる事になるはずだ。
「さて、行くか……」
俺は地面に置いていた荷物を手に、墓石に背を向けた。
これでお前の代わりに、墓参りへ来てやれるのも最後だな。
そんな事を考えながら、俺は口に煙草をくわえて火を点けた。
「負けるなよ……」
俺は空へと吸い込まれていく、灰色の煙りを見つめて小さく呟いた。
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