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お母さんから私への最初で最後の手紙はそんな内容だった。
久しぶりに片付けた私の机の中から出てきたお母さんの遺書を読んで少しだけ元気を貰う。
ちょっとだけ他人行儀の言葉で綴られたその言葉たちは、何よりも私に元気をくれる魔法の呪文だ。
綺麗に折りたたんで封筒にしまうと机の奥へとしまいなおして、机の上にある時計を見ると7時45分をさしていた。
それは瞳輝が私を迎えに来る時間で、やばいと思ったそのときの玄関のチャイムがなった。
瞳輝が迎えに来た合図だ。
すぐそばに置いてあった鞄をつかむと、玄関へと向かった。
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