だいちゃんとふうせん

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だいちゃんのお母さんはスーパーに買い物に行っていましたが、帰って来ると、 「はい…お土産。」 と言ってふうせんを手渡しました。 「ふうせんなんかいらないよぅ。僕はもう3年生なんだよ」 だいちゃんはそう言いながらふうせんをポケットにつっこむと、2階の自分の部屋に上がっていきました。 『1年坊主じゃあるまいし、ふうせんなんて…。でも、せっかく買って来てくれたんだから…』 だいちゃんはポケットからふうせんを出すと、膨らませました。 赤、青、黄色、白、ピンク、オレンジ、黄緑色の7つの風船を膨らませました。 『よし、顔も書いちゃえ』 マジックで顔を書き終わった所で、チャイムがなりました。近所の拓也君達が遊びに来たようです。 いつもだいちゃんの部屋に集まり皆でゲームをして遊びます。
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