261人が本棚に入れています
本棚に追加
/1054ページ
やって来たのは、拓也(たくや)君とお姉さんの美佳(みか)ちゃんでした。
拓也君は4年生で、お姉さんの美佳ちゃんは6年生です。
2人はだいちゃんの部屋に来ると、まずベッドの上のふうせんが目に入ったようです。
「わぁ~、ふうせんがいっぱい‼」
美佳ちゃんは歓声をあげました。
「ねえ、ゲームじゃなくて…今日はふうせんで遊ぼうよ」
拓也君が言いました。
「うん、いいけど…。」
だいちゃんが言ったところへ
《ピンポーン》
またチャイムがなりました。拓也君が窓から門の方を見て言いました。
「あ~、優太(ゆうた)君と翔(しょう)君だ」
優太君はだいちゃんと同じ3年生で、翔君は優太君の弟で1年生です。
優太君も翔君もふうせんで遊びたいと言うので、それぞれ好きなふうせんを選んで空き地に行きました。
最初のコメントを投稿しよう!