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フワフワポーン
フワフワポーン
子供達は、歓声をあげながら、ふうせんを飛ばして遊んでいます。
そこへ要(かなめ)君と夏海(なつみ)ちゃん通りかかりました。
「なんだ。こんな所にいたの? 探しちゃったわ。」
夏海ちゃんが不機嫌そうに言いました。
「ごめんね。今日は来ないのかな…って思ったんだもん。」
だいちゃんは謝りました。
「気にしなくていいよ。来るって約束してたわけじゃなかったし…それより、僕の分もふうせんある?」
要君が言いました。
「うん、おわびに僕…家まで取りに行ってくる。」
だいちゃんがふうせんを持ってきたので、要君と夏海ちゃんもふうせんで遊びました。
ふうせん達も嬉しそうに踊っています。子供達は汗びっしょりになって遊びました。
「ねえ、疲れたから休憩しない?」
優太君が言いました。
「そうね。休憩しましょ」
美佳ちゃんが言うと、皆は草の上に座りました。
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