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お友達が帰ってしまうと、だいちゃんは宿題をすませリビングに降りてきて、ゲームを始めました。
お母さんは夕食の準備をしています。今日はどうやらだいちゃんの大好物のカレーのようです。
夕食の準備ができた頃、お父さんが帰って来ました。
「お父さん、お帰りなさい。」
こうして会社から帰って来たお父さんを毎日出迎えるのは、小さい頃からの習慣になっています。
「クンクンクン…いい匂いだ。今日はカレーだな。」
お父さんが着替え食卓につくと、おしゃべりしながら楽しく夕食を食べました。
「…そうか、皆で風船で遊んだのか。楽しそうだな~。今度はお父さんも仲間に入れてくれよ。」
「うん、いいよ。」
お母さんはにこにこしながら、2人の会話を聞いています。
食事が終わると、だいちゃんとお父さんは一緒にゲームをしました。
「く~悔しい。負けちゃった・」
と、お父さん。
「どんなもんだい・」
と、得意気のだいちゃん。
「さあ、そろそろお風呂に入りなさい。」
お母さんに言われ、だいちゃんはお父さんと一緒にお風呂に入りました。
だいちゃんが両手を使って水鉄砲を飛ばしました。
「おう、上手くなったな。それじゃ、どっちが遠くまで飛ぶか競争だ!」
「よ~し、負けないぞ!」
だいちゃんは頑張りましたが、やっぱりお父さんの方が上手です。
「ハハハ…。ゲームでは負けたけど、水鉄砲はお父さんの勝ちだな。」
得意気のお父さん。
「この次は負けないもんね」
悔しがるだいちゃん。
お風呂を出た後テレビを見て、だいちゃんは9時頃眠りました。
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