プロローグ

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<取りあえず今日一日やり過ごしてから戻る方法とかは考えるしかないんだし、どーにかしないと!> ねぇねぇ、何で朝はあんなにキャラが違ってたの? (ってか話しかけてくるのかよっ!授業中なのに!) 『そんなことないって。いつもと一緒だったよ?』 そうだった・・・かな? 『そっ、そうだよっ。だから気にしないでっ』 (あぶねー、もうホントやめてくれよ。) ~休み時間~ [お兄ちゃんっ、お弁当忘れてたよ~] 『ありがとな』 [へ?誰?] (っ、忘れてた!俺、今自分じゃないんだった) 『なっ、なんでもないの!わすれてっ』 (あぶねー、きーつけねーとすぐばれるかもしれねぇ) 「あっ、ありがとな」 (なにやってんのよあのバカ!危うくばれるところだったじゃない!) [ねぇ、お兄ちゃん。さっきの人、誰?彼女さん? 私に黙ってそんなの作っちゃだめっていったよね? ねぇ、いったよね?] 「ちっ、違うって。そんなんじゃないんだからっ」 「そんなんじゃないから気にすんなって。な?」 (あいつのせいでとんだ迷惑だらけだわ)
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