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「紅輝~」
「何ですか?」
「何で敬語!?」
「僕は親しくない相手には敬語になることがありまして」
紅輝はキルに向かってニッコリと笑う。
「やめて!僕とか敬語とか怖いから!」
「……まぁいい、敬語は面倒だ
何だ?」
キルは腕組みをし、椅子に腰かけ、問いかける。
「一分程度で終わったよ敬語の時間!
いや……飛鳥と俺どっちが好「飛鳥」
「即答!?
まだ問い言い切ってもないよ!?」
「比べるまでもない
お前は俺に嫌がらせしかしていないだろう」
「えー?」
「この間なんか油断して軽く肩切っただけだってのに相手の集団の奴ら痛めつけて俺に悲鳴オンリーのテープ送りつけて来やがって」
紅輝はキルを睨み付ける。
「だって紅輝に怪我させやがったの許せねーじゃん」
「その後その団体についてのこともみ消すのにえらい苦労したんだぞ!」
紅輝は眉を釣り上げて怒鳴る。
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