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どうしても話を終わらせたい男は、さっき言われたばかりにもかかわらず思い切り足でドアを開けました
グァラ!
「ぉらー!何してんだ!」
「んぁー?」
なんとそこには先程助けた子牛がもじゃもじゃ頭をムしり壁にぺたぺたと貼っていました
「・・てめぇ・・いい度胸じゃねーか。あぁ?」
男は殺気めいた声で言いました
「がはははは!この部屋はもうランボさんのもんだもんねー!!」
子牛は頭の毛を壁にぺたぺたと貼り続けました
するとどうでしょう。
部屋はあっという間にもじゃもじゃになってしまいました
「てめー!どうしてくれんだっ!!今すぐ片付け・・」
「ぁー・・ランボさん知らないもんねー。」
子牛は知らん顔で鼻をほじると、それを男の足に付けました
「――――――」
翌日、男は子牛を荷馬車に乗せて連れていってしまいましたとさ
めでたしめでたし
☆楽屋裏☆
「ランボさんは最強なんだもんねー!」
「あの牛殺していいか?💢」
それにしても荷馬車に乗せて連れていってしまいましたって・・ドナドナ?
「それがお似合いだろ。」
「ぶ・ど・う!ぶ・ど・う!君は誰だい?僕はランボ🎵」
「殺す💢」
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